あっという間の2週間でした。2学期の学校授業の山場を迎えたこともあり、また、夜の打合せや会議もあり、活動記録もパスしてしまった…
この2週間に実施した授業は、江戸川の小学校での食3回授業の2回目とうふづくりと、最終回。八王子の中学校での食5回授業の最終回、西東京の小学校での先生とのコラボ授業の2回目、八王子の中学校での環境3回授業の初回、そして日野の中学校での授業のための練習…これだけありました。
☆江戸川のとうふづくりは、残念ながら、地域のおとうふやさんを見つけられず、遠路はるばる日野の三河屋さんにお越しいただきました。高速を使って片道2時間弱の道のりですから、往復だけでも疲れてしまいます。でも70歳になられた三河屋さん、疲れも見せずに子どもたちに指導してくださいました。6年生の2クラスとも、まずとても礼儀正しく、ご挨拶がしっかりしています。それに話をよく聞いて、「はい」と元気なお返事。班の協力もすばらしくて、2クラスとも、おいしいとうふができました。ほかの班のとうふも試食してみて、同じ材料、同じ作り方をしたはずなのに、なぜ?と不思議にも思ったみたい。
中に、とうふが嫌いで、これまで食べられなかった子どもがいましたが、一生懸命つくったとうふ、勇気を出して食べてみたら、食べられた!おいしかった!と感想を述べてくれました。三河屋さんも嬉しそうに満面の笑みで聞いていました。
最後の三河屋さんからのメッセージがまた、子どもの胸にしみたようです。先生も、お手伝いの保護者や地域チームのメンバーもそして私も、その一言一言に感動しました。
三河屋さんはお二人の息子さんがおとうふやさんになり、そのお嫁さんも一緒に働いています。東京の中でもこんな幸せなとうふやはない、とおっしゃっています。そして、それは何故か?というと、「おじさんがとうふが好きで好きでたまらないからだ」と。好きだから、どうしたらもっとおいしいとうふができるか、どんなものをつくったらお客さんが喜んで買ってくれるか、などいつもいつもとうふのこと、お店のことを考えている。
みんなもぜひ一つ大好きなものをつくってほしい。そしてそれは100点でなくてもいいんだよ。好きなものに一生懸命取り組むことが大事だよ…
深いです。感動しました。
そして最終回の授業に行ったとき、廊下に張り出されている川柳がまた、すてきでした。
「うまかった とうふ作りだ 成功だ」 「協力が おいしさを呼ぶ ひけつだよ」
「やっぱりね 自分で作ると おいしいな」 「味見をし 合格いわれて よろこんだ」
「フワフワの とうふができて おいしいな」 「初めての とうふづくりは 甘かった」
「作り方 一緒だけれど 味ちがう」 「大変だ たくさん作業 ありました」
「グループで 協力したから うまかった」 「国産は 高いが 苦労しているよ」
う~ん、いいですね。どれも実感がこもっています。
翌週の最終回授業も無事終了。初めての取り組みでしたら、地域のメンバーがとにかくよく練習し、考えて授業に取り組んでくれたので、安心して見ていられました。(これはなかなかあることではないんです。)
★八王子の中学校5回の授業の最終回も、たくさんの保護者の方が参加してくださり、無事終了しました。生徒たちの反応がとてもよいし、真面目な学ぶ姿がとても印象に残りました。
新しいプログラムでの最初の授業でしたが、地域チームが自立していますので、4クラスあっても、きっちり実施できました。そして、毎回学年便りで、授業の様子を詳しく発信してくださり、嬉しかったです。学校の熱心な姿勢は本当に嬉しいものです。
この中学校では、翌週より、引き続き3年生での環境授業が始まりました。実は、チーム制の授業を中学3年生で実施するのは初めてです。1年生とはかなり雰囲気がちがいます。クラスによっては、シーンとしてメインティーチャーの問いかけに反応が薄く、シナリオがどんどん進んでしまいます。そこで、班で少し話し合って、とにかくすべて答えてもらう…というやり方で進めることを伝え、各クラスそのように工夫してくれました。その結果、反応も出てきたようです。あるクラスは女子が積極的に発言をしてくれ、いい雰囲気で進みました。全体的に3年生は、低音の一言でクラスをまとめてしまう男子の存在、問いかけに積極的に発言する女子の存在がキーかな。どの班からも仲のよい感じが伝わり、これからが楽しみです。
3年生の保護者の方の参加はあまり多くないのですが、1年生の保護者の方たちが、5週連続の授業のあとにもかかわらず、複数そのまま参加し続けてくださいます。これまた嬉しいことです。保護者の熱心な参加と、先生方の積極的な取り組み、そして何より素直で活発な生徒たち…三拍子揃った学校の感を強くしました。
◇西東京の小学校は、先生のプログラムの部分をゲストティーチャーとしてお手伝いするやり方で、2回目の授業でした。今回は、価格調査の発表・保護者の方たちの参加も得ての鶏肉の寸劇、とうふのつくり方と値段の差のわけ、それにGMOが加わりました。内容が盛りだくさんで心配しましたが、先生とのコラボもうまくいって、よかった!
新しいプログラムにGMOを取り入れたものの、小学生に理解できるかしら?と心配でした。よ~くわかったかどうかはともかく、真剣に聞き入っている姿には感動しました。子どもたちは、むずかしいことであっても、何だろう?と思うこと、何となく大変そうなことだと感じること、については、しっかり耳を傾けるようです。
これは子どもにはむずかしいと、大人が勝手に決めつけないで、大人が問題だと思うこと、大切だと感じることは、子どもにもきちんと発信すべきなのだという思いをあらためて強くしました。やさしく話す工夫は必要ですが、何度も繰り返し話すことで、少しずつ理解も深まり、自分なりの考えを持つことができるようになるでしょう。
◆日野の中学校は今年5年目。1年生の食授業が今週から始まります。保護者の方の参加も増え、楽しみです。私もメインをやらせていただきます。先日の八王子と同じように、毎回違うクラスに入って、地域チームのメンバーの方に参考にしていただければと思っています。
2週間分の活動記録はまず総合編からでした。