坂出は遠かった!
大きな地震がありました。以前訪問したことがある場所もニュースに映り、恐怖に震えました。行方不明やつぶれた屋内から出られずにいる方たちが、無事救助されることを祈っています。
さて、「仕事に追いかけられるな、追いかけなさい」、以前も書きましたが、ある方に言われたこの言葉を今、あらためて思い出し、自分に言い聞かせているところです。その日暮らしの慌しい仕事の仕方では、いいものはできませんね。早く、ペースを取り戻したいものです。
木曜日、自由が丘フィーヌゼルブの日でした。1ヶ月に1回、3回連続料理スクールの2回目です。今期は「米」がテーマ。穀物高騰の折、お米をおいしく楽しくいただくことが本当に大切という思いから設定したテーマです。…ですが、私は恒例のミニレクチャーを済ませると、急ぎ事務所に戻りました。片付けるべきほかの仕事が終らないからです。そして、2時間強事務所にいると、また慌しく出かけました。行く先は香川県坂出市です。
家の光協会さんのJA生活文化活動担当者研修の2会場目です。当然飛行機でと思っていましたら、陸路の方が乗換えがなく楽と伺い、まず新幹線で岡山に向かいます。品川を15時半に出発するのぞみの車中に、私はちょっとびっくり。1両ほとんど全部では? と思うほど、前を見ても横を見ても背広姿の男性ばかり。そしてあっちでもこっちでもパソコンを開いている…すごいものですね。私もパソコンこそ持ち込まないものの、岡山までの時間をたまった仕事で…と思っていましたが、風景を見て、居眠りをして、駅弁を食べて、終ってしまいました。
途中でみた田んぼの風景…明らかに減反田だろうと思われる農地の多いこと…農業の実態を見た気がしました。朝から激しく降っていた雨も上がり、晴れ間も見えてきた中、岡山に到着。ここからマリンライナーに乗って、瀬戸大橋を渡ります。夕日がきれいでした。海も光っていました。ちょっとほっとする時間。
坂出のホテルに着いたのが8時半過ぎ。隣接の温泉施設に無料で行けると聞き、のんびりお湯につかってきました。これも嬉しかったこと。
そして翌朝。私の出番は午後からですので、朝食を済ませ、思い切ってタクシーの運転手さんに相談し、案内してもらうことにしました。まず、前夜お勧めのあった、瀬戸内海を一望できる小高い丘へ。ここはさまざまな施設が出来てはうまくいかず撤退を繰り返したのち、いまは、夕日が美しい結婚式場になっているそう。その結婚式場から眺める風景がすばらしいそうです。ところが、閉まっていて、人がいない。朝9時は早すぎたかしら?
仕方なく、今度は瀬戸大橋記念公園に向かいます。道々、坂出の産業、瀬戸大橋が開通した頃の賑わい…などなどを話してくださり、なかなか楽しいひと時でした。公園には、東山魁夷の記念美術館があります。思いがけず、絵を見ることが出来ました。だれもいない美術館で一人、優雅な時間を過ごしました。
講演出張で、あちこち伺うのですが、たいていの場合、観光はできません。日帰りがほとんどだし、宿泊しても、あまり時間が取れないことが多いのです。仮に少し時間があっても、意外とその気になれないものです。今回は、私としては珍しく積極的に(?)動いた感じです。主催者の方たちとも顔なじみで(実は、これは大きいのです。受講される方とはもちろん初対面ですが、主催者の方ともほとんどは初対面で、一定緊張もします)、少しだけ気持ちに余裕があったということでしょうか。
午後は講演。参加者は九州・四国・中国地方のJA担当者で、女性が大半です。高い壇上からではありましたが、熱心さが伝わってくる感じがしました。身体全体でリアクションしてくださる方もいらして、つい、目がその方の方に行ってしまいます。限られた時間で同じお話をする機会が3回あるので、前回の反省を踏まえて時間配分をしたつもりです。最終回の京都会場では、さらに少し工夫をしたいと思っています。
すでにJA単協からのご依頼もあり、今年は昨年以上のペースで講演にお呼びいただいています。今が旬なテーマということでしょうか。それだけに情報収集もきっちりやりたいし、新しいパターンにも挑戦してみたいし。インプットするものがたくさんなければ、アウトプットは先細りです。
今日は午後から、生活クラブ運動グループのお仲間NPOエコメッセの総会講演にお呼びいただいており、少し違ったパターンでやってみたいと思っています。参加の方たちが積極的に意見を出してくださることを期待しつつ…
明日はCSまちデザイン市民講座の「私の食が世界・地球をつくる」。今回は時間を長めに設定し、遺伝子組み換え食品や食品添加物などについても言及する予定です。満員になっていはいますが、定員を少なめにしていますので、当日参加もOK。受講生から直接受講料をいただいて実施する講座ですから、満足いただけるものにするよういつも以上の努力をしたいと思っています。
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