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広がる・広げる「フードマイレージ」

金曜日は時折激しく雨が降るなか、CSまちデザイン総合学習チームの年1回の会合を行いました。思い返せば、2000年から何名かのチームメンバーで、「私たちはこんな授業をしてみたい」という思いを持ち、プログラム案を作成したり、すでに「総合学習」の趣旨のような授業を実践していた茅ヶ崎の小学校を見学したり…いつ形になるかもしれないものでしたが、集まって活動していました。2001年CSまちデザインの準備会がスタートしたとき、総合学習チームもその中に位置づけました。そして2002年、知り合いの先生方にアンケートをお願いし、こんな準備をしているということをご案内する活動をしていたら…私の友人が教頭をしている中学校で授業をしてみないか、と声をかけてくれ、その準備をしている間にCS準備会メンバーの夫の中学校で先に授業を実施することになりました。「私の食が世界・地球をつくる」というオリジナル授業は、こうして2002年度2校からスタートしたのでした。

当初からプログラム・シナリオ・教材は進化を続けていますが、この食プログラムのテーマを模索しているとき出会った「フードマイレージ」に「これだっ!」とひらめきを感じ、その文章を書かれていた当時農林水産政策研究所所長を務められていた篠原孝さんをお訪ねしました。そしてフードマイレージを授業に使いたい、とお話し、具体的なデータの提供を部下である中田哲也さんに依頼してくださったのです。

その後、篠原さんは民主党から国会議員になられましたが、私が「わたしと地球がつながる食農共育」を出版した折には、貴重な書評を書いてくださいました。また、中田さんには以来、毎年データを送っていただいています。昨年度は食農共育スペシャル講座にご出講いただきました。

当時はフードマイレージってなに?という感じでしたが、その後もこの考え方を授業の中心にすえ、身近な食と地球環境問題をつなげて考える授業を続けてきました。

そして今、あちこちでフードマイレージが取り上げられるようになっています。金曜日もNHKの2つの部署からお電話がありました。前にも書きましたが、洞爺湖サミットが近づき、環境の視点からのアプローチが増えています。そう、どうやら今フードマイレージは旬のようです。

であるなら、マスコミへの登場の機会も利用し、より多くの人たちが地球環境の視点に立って毎日の食を考えられるよう、私たちの授業も講演も広げていきたいものです。そのためには、まずもっとわかりやすい授業にするための工夫が必要です。金曜日の会議では、授業を実施している各地域のチームリーダーの方たちが集まり、いろいろな意見を出してくれました。ぜひそれらを少しでも生かした授業づくりを行いたいと思います。

学校でも授業を広げるための工夫も必要です。地域チームをつくって、授業に参加する大人たちにとっても有意義な場にしたいという今までのやり方に加え、実施校を増やすためのしくみも実現したいと思っています。

まだまだやることはたくさん! でもどんなに忙しくなっても、新しいことへのチャレンジは心がふるえます。今年度も実り多き年にしたいです。

学校の授業を短縮して体験していただくおとなのためのプログラムを、今年もCS主催で何回か実施する予定です。ゲームやクイズも取り入れながら、皆さんに食と環境のつながりを感じ、気づきを実行していただくための楽しい講座です。6月16日に実施します。

また、夏休みの子ども向け講座を今年も実施します。今年は安部司さん直伝の添加物でジュースとコーヒーフレッシュをつくる実験から、フードマイレージを導きます。その道筋は…ここでは秘密。ご興味のある方は、ぜひ講座にご参加ください。明日から受付開始です。どなたでも参加できます。

両講座のお申し込みはCSまちデザインHPからどうぞ。お待ちしています。

また、今年度もすでにたくさんの講演依頼をいただいています。幼稚園、学校のPTAをはじめ、遠くへもうかがいます。今予定があるのは、鳥取・京都・香川・山梨・岐阜…新しい出会いをまた楽しみにしています。

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